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市民団体調査(2005)

アダプト・プログラム参加市民団体への調査の集計です。

調査方法の概要

  • 調査の対象:アダプト・プログラム参加市民団体の代表(宛先)
  • 調査の流れ
    1. 参加市民団体のリスト提供依頼:導入全自治体に依頼
    2. リストの入手:
      • 提供自治体数=50自治体(個人情報保護法の影響もあり、応諾自治体は全体の約1/4)
      • 入手した団体リスト数=約1200団体
    3. アンケートの実施と集計:
      • 8月上旬〜9月中旬アンケートを郵送(リスト入手次第、逐次郵送)
      • アンケートの集計=10月中旬
      • 回収アンケート数=567票(回収率=5割弱)
集計結果

<回答団体構成>

  1. 団体分類(構成比10%超の団体)・・・一部、複数回答
    ①企業24.7% ②町内会16.2% ③会社員サークル15.2%
    ④主婦サークル14.2% ⑤自治会13.4% ⑥アダプト活動団体50.4%
    <コメント>
    1. 「企業」が1/4を占める。これは別途実施の「自治体調査」の結果と整合する。
    2. 「アダプト活動団体」との回答が50%。これはアダプト・プログラムに対し思い入れが強いことの表れである。
    3. 「アダプト団体」の内訳は、「会社員」「主婦」「自営業」など。
  2. 活動している場所

 

<ポイント1>アダプト・プログラムを導入して、どのような効果があったか

市民団体ー導入の効果グラフ
<コメント>
  1. 「まち美化への関心」が前回同様に1位で60%超。これは自治体調査結果に符合する。
  2. 「散乱ごみ減少」が50%超。これも自治体調査と整合しており、関係者の評価は一致している。
  3. 他の効果についても一定の評価。多面的な効果が認められる。
  4. 「ポイ捨てしなくなった」が、前回よりやや落ちている。「変化」を聞いているため、これは当然の結果である。

<ポイント2>アダプト・プログラムの特徴とメリット(通常のボランティア活動との比較)

市民団体ーアダプトの特徴とメリット

<コメント>
  1. 従来から「アダプト・プログラムの特徴」と考えられている要素が今回も高い数字を獲得している。
  2. 「継続性」「やりがい」「活動責任」を特徴・メリットとしてあげる回答が多かったことは、特筆事項。
  3. 「行政の支援が厚い」が上昇しているのは、各地で制度が充実しつつあることの証か。
  4. なお、「活動PR」「主体性」で数字が落ちていることは、その分、活動の新鮮味が薄れていて、新たな活性化策が必要であることを示していると考えられる。


<ポイント3>今後まち美化を進める上で必要な対策(3つ以内選択)

−アダプト・プログラムと特定せず、まち美化全般についての意見−
市民団体ー必要な対策

<コメント>
  1. 「啓発強化」が第1位で、前回より増加。「根本対策の充実」を求める声が増加。
  2. 「ボランティア支援強化」「アダプト制度の充実」の声も多く、重視されている。
  3. 「罰則」、「清掃事業強化」、「回収容器増設」が微減。「協働によるまち美化」への流れが進んでいる。「行政との協働」の支持が増え、これに伴って、行政 へ「サポートの強化」を求める声も増えている。

<ポイント4>アダプト・プログラム普及のために何が必要か(自由回答の集計)

上段=普及のための対策  下段=問題点・課題
市民団体ー普及のために何が必要か
自由回答をキーワードで分類すると、17アイテムに分かれた。その内8アイテムについて、上記に図示した。

<コメント>
  1. アダプト・プログラムの普及に向けた市民団体の意見は<問題点・課題>、および<普及の対策>の双方とも、ポイントは「制度の周知」、「一般市民の意識向 上」、「(行政の)推進体制の充実」の3点に集約される。アダプト・プログラムの「知名率の向上」と、一般市民の「環境美化意識への関心の高まり=アダプ ト普及のための底辺拡大」が求められている。
  2. 「制度の周知」については、「対策」と「問題点・課題」では数字の開きがある。これは、導入して日が浅い現在では知名率が低いのはやむを得ないが、今後の 拡大のためには、「周知」が必要であると解釈される。
  3. 「成果のフィードバック」は3〜4%ではあった。ただし、別途「散乱ごみのデータ」の必要性について聞いた質問では、「あった方が励みになる」の回答が多 かった。潜在ニーズは多いと考えられる。
—ごみ調査データについて—
是非知りたい22.8%
あった方が励みになる27.1%
不可欠ではない29.7%
どちらともいえない15.8%

<ポイント5>回収したごみの処理

市民団体ー回収ごみの処理

<コメント>
  1. 「近くの集積所」が大幅に増えている。制度拡大に伴い、回収面での条件整備が進 んでいる。
  2. また、「近くの集積所」は、活動の場所にかかわらず、40%超。最も一般的な収集方法といえる。次いで、「行政の回収」が多い。特に河川活動では、55% と過半を占めている。
  3. 「参加者の持ち帰り」は「道路」「公園」で2割強。自宅に近い場所での活動が多いために、この方法が可能となるのか。

<ポイント6>アダプト・プログラムをどこで知ったか

市民団体ーどこで知ったか

<ポイント7>アダプト・プログラムに参加したきっかけ、理由(自由回答の集計)

市民団体ー参加のきっかけ
自由回答をキーワードで分類すると、13アイテムに分かれた。その内、特筆部分を上表の通り抜書きした

<コメント>
  1. 「地域の美化」「地域貢献」が上位アイテム。制度の本来の目的が支持されている。
  2. 次いで「行政との協働」「従来活動の延長」の順。情報ルートでは圧倒的に「行政」の比重が高かったが、参加を決定した理由は、「頼まれたから」ではなく、 「制度の趣旨に賛同したから」である。

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