第4部 パネルディスカッション
アダプト・プログラム・シンポジウム2011
第4部
パネルディスカッション
河井 それでは、皆さんが事例紹介を聞いてどのように思ったのかを中心にお話を伺い、そこから議論を紡ぎ出していこうと思います。
まずスマイルスタイルですが、必ずしも行政と協働でなくてもいいという思いも感じられたのですが、塩山さんにとって、香川県や藤沢市の活動、あるいは三国コカ・コーラの活動についてどのように感じましたか。
塩山(NPOスマイルスタイル) 僕たちが企業や小学校からお話をいただいた時一番の問題点と感じたのは、小学校では週に1回ごみ拾い行事がありますが、先生がごみを拾えと言う。また、企業にでは社会貢献活動ということで、社長のトップダウンでやらされるわけです。もちろん年に何十回という活動成果は出来ますが、行政主導でやっていると風化・劣化につながるだろうと思います。
社員がワクワク出来る、子どもたちが楽しく地域の問題を主体的に考えられる、そういう投げ掛け方がもっと出来ると思いました。
河井 最初からラジカルな意見で、アダプト・プログラムそのものが必要なのかということにもつながるお話でした。会場からも質問が届いていますが、三国コカ・コーラの活動は社員参加が業務命令ですか、それとも任意でしょうか。どのように主体性を導き出しているのでしょうか。
後藤(三国コカ・コーラ) 活動は業務時間内ですから、業務命令になると思います。本社主導ではなくすべて拠点単位で取り組んでいますが、参加意識という意味では、やらされている感は強いと思います。同じボランティア活動でも、当社で今年実施した被災地復興支援ツアーなどは、震災が今年3月にあったということもあって、活動に参加する社員は意識もとても高く、また活動を通じて感じたことを帰ってきて仲間に話をしてくれるので、組織の活性化につながっています。環境美化活動でも同じような意識・効果を期待できるようにするのが今後の私どもの課題だと考えています。会社が枠を作り自主的に参加するような形にしていかないと、環境美化活動の風化・劣化は必ず起こると思います。空容器散乱防止というのは飲料メーカーとしての企業責務だと思っていますので、内側から気持ちを起こさせるのが本当に大事な課題だと思っています。
河井 半ば業務ではあっても、企業の責任をしっかり提示されているということは重要なことだと思います。業務にとどまらずに、地域の方や子どもたちの連携についてのお考えはありますか。
後藤(三国コカ・コーラ) 発表の中で、活動をきっかけにいろいろなところから声を掛けられたというお話をしましたが、そこにヒントがあると思っています。地域の方々と共同で活動した社員は意識・行動が変わると感じています。地域とのコミュニケーションや、地域活性化、地域環境を綺麗にしていくこと、社会貢献など、何かしたという意識があるのだと思います。企業としては、そういうところを追求して地域社会と関わっていくのが良いではないかと思っています。
河井 藤沢市では、道路課や環境課ではなく市民自治推進課が担当しているという特徴がありますが、自発性をどうやって作っていくのか、何かご意見はありませんか。
利根(藤沢市) 自発性を作るというのは難しいことです。美化ネットふじさわという制度自体を知らないという方もまだまだいらっしゃいますので、まずはもっと知らせていきたい。また、担い手が少なくなっているという問題もあるので、NPOとのコラボレーションなど、行政以外の協働が今後は重要になっていくと思います。
河井 簡単にまとめると、三者連携みたいな形で、行政・地域団体・NPOが連携をすることによってうまくいく可能性があるのではないかということでしょうか。
利根(藤沢市) そうですね。場を作るのは行政の仕事だと思いますので、そこに参加する方々にいかに力を持ってやっていただくか。当然3者の他に、企業等も含めて4者、5者という形だと思っています。
河井 スマイルスタイルでは、三者連携、四者連携のハブを担っていこうという思いがあるのでしょうか。逆に、行政が入るとやりづらいのでNPOだけでやった方がよほどいいというお考えでしょうか。もし行政に対する期待があれば教えてください。
塩山(NPOスマイルスタイル) 四者連携や産官学連携で、より多くの人たちに関わっていただくことで、すごく可能性を秘めていると思います。
ただ、今まで企業責任やCSRというハードと環境美化というソフトで、社員は決められたゴールに従っていた。しかし、社員は百人百様で、会社によってどんなCSRが生まれるか分からないのが本当の醍醐味だと思います。
これから企業と行政と一緒にどんなソフトが作っていけるかは、可能性を広げられるフィールドをどれだけ一緒に作れるかですね。行政とか企業の方とかたくさん入ってくると、その分フィールドが大きくなったり、お客さんがたくさん入ったりするわけですから。社員には考える力があるんだから、その考える力を引き出していくフィールドが作れるかが鍵だと思います。
河井 会場から、スマイルスタイルの最終目的は何ですかという質問が出ました。
塩山(NPOスマイルスタイル) スマイルスタイルは、自然がキーワードになっています。例えば、目の前に人が倒れていたら助けますよね。それは反射的な行動で、自然というのは反射だと思うんです。地域の出来事や社会の出来事に対して環境問題うんぬん言わなくても、出来る範囲で無理なく自然に、多様な価値観でいろいろな制度を作っていく。そのために草の根的に活動をしたり、新しい政策を作ったり、新しい言葉を作ったり、言葉をなくしたりしていきたいと思います。
河井 制度・政策には行政に関わってもらう部分があると思いますが、行政は反射では動けない。目の前に倒れている人がいても、もっとたくさん倒れている場所はないか探さないといけないのが行政だと思います。
香川県では市民や企業にどうやって制度を広めたのか、質問が来ています。制度を広める時、どういう課題がありそれをどうクリアしたのか。またNPOとの連携をどのように考えてきたか、お聞かせください。
田辺(香川県) 広めた方法は、国土交通大臣表彰や日本道路協会会長表彰の推薦依頼があった時、環境美化活動等を何年以上行ってきた団体を紹介し、推薦してきました。そうした団体を把握し、平成12年度にモデル事業を始める際は表彰歴がある団体を選定して、ご意見をいただきながら制度設計をしました。今は144団体まで団体数が増えましたが、広報の役割が非常に大きいと思います。意見交換会を毎年開催していますが、参加したきっかけは県の広報紙の記事を見たというのが多くあります。また、テレビ放送などのマスコミをいかに活用するかということが非常に大事だと思っています。
NPOとの連携ですが、144団体の中にはボランティアサークル、愛好会なるものがあります。例えば卓球愛好会のメンバーにも、ボランティア活動に参加していただいています。このような団体が活動するきっかけは、やはり広報だと思います。県の広報だけでは頻度が少ないので、市町にもご協力をいただいていかに掘り起こすかが重要だと思っています。
河井 インセンティブの役割ですね。広報やマスメディアに掲載されることによって、自分たちが頑張っていることを認めてもらうというのが、相当大きなインセンティブになっているのでしょうか。
田辺(香川県) 意見交換会や緑化作業講習会で出てくる意見は、いろんな機会に広報で取り上げてもらいたいというものです。企業の認定団体は23団体ですが、企業でも団体名表示板に社名を付けてPRが出来る。あるいは県ホームページや情報誌に掲載などができます。こういったものが参加のきっかけになっているし、活動の継続にもつながっていると思います。
河井 制度の認知度を高めていきたいというお話もありましたが、知ることと実際に活動することは必ずしもイコールではないと思います。田辺さんから、団体を紹介することが実はインセンティブ設計にもなるのだというご意見がありましたが、藤沢市がこれから進めたい認知というのはどういうものでしょう。
利根(藤沢市) 美化ネット制度自体の周知もありますが、お話を聞いて、活動団体の紹介が団体にいい影響があるのであれば、考えていきたいと感じました。物品貸与も一つのインセンティブになっていると思いますが、活動団体の紹介や表彰制度も検討したいと感じました。
河井 裾野市の方からご質問をいただいています。香川県では物品の貸与や補助金があるそうですが、そういうお金を出す発想もこれからは必要なのでしょうか。予算が厳しい中難しいとは思いますが、予算の可能性はありそうですか。
利根(藤沢市) 現在の財政状況を考えても美化ネットふじさわ単独での予算の拡大は、難しいと思います。類似制度で美化ネットよりも予算規模が大きいものもありますので、市の美化制度として一体的に考えていきたいと思っています。
河井 香川県では飲み物の支給がなくなり、再開してほしいという要望があるということですが、それを出せば参加者数が増えるのかどうか、感触はどうですか。
田辺(香川県) 飲み物の支給は参加者数の増加に直結はしないと思っています。平成21年度に制度の見直しをする際、現在の現物支給方法を補助金方式に変更することを団体に提案しました。ところが意見交換会では、飲み物など必要なものが必要な時に購入出来るので補助金方式に賛成というご意見がある一方で、補助金の請求や領収書保管など団体の負担が増えるので現状のままがいいという意見もありました。県費を出すことには厳格なものが求められるので、今後も検討していく次第です。
河井 スマイルスタイルが狙う対象者は、60%の層だというお話でした。20%は働き掛けなくても自発的にやる層、もう20%は働きかけてもやらない層、残りの60%にどういうきっかけを作れるかが大事だというお話でした。地域には高齢がいることも踏まえて、何か考えるところはありますか。
塩山(NPOスマイルスタイル) 60%の層も、若者なのか高齢者なのかその年代に応じて、嗜好・趣味・関心事も変わってくると思います。僕たちの参加者募集は、ほとんどがWebです。高齢者はWebを見ませんから、そこには引っ掛かりません。機会があれば参加したいという高齢者の方もいたのですが、そこに向けるツールがありませんでした。その時、回覧板や地域のポスターを活用することになり、それを見て参加してもらった例がありました。子どもは子ども、高齢者は高齢者に向けての宛て方があると思っています。
河井 NPOとの連携という時に、それぞれのターゲットごとに持っている媒体やメディアをうまく活用して協力していくことが出来そうな気がしますが、いかがでしょう。
利根(藤沢市) おっしゃる通りです。市の広報紙の読者は高齢者が多いです。若者に対するツールというと、市にもメールやホームページがありますが、若い方はそれほど見ていないというところです。お互いの得意分野で補填し合うというやり方があれば活用したいです。
河井 そういう意味では、スマイルスタイルも実は弱みも持っている。行政や企業がいらないというわけではなく、どういう形でカバーしてもらえるか。行政や企業も、全部自分たちでやるのではなく、NPOにお願い出来る部分があるのではないか。影響力を持つ存在としてNPOとの連携を考えるのは結構面白いと思いました。三国コカ・コーラは、NPOとの連携はありますか。
後藤(三国コカ・コーラ) グリーンバードという環境美化NPOと組んで、年に1回活動をしています。グリーンバードは地域の青年会などと協働で毎月活動していて、人を集める力と実践力を持っているので助けられています。
また、森林整備を熱心にやっているNPOとも組んでいます。会社をリタイヤされた方を中心に、大学と連携して群馬県玉原の湿原を管理しています。それこそ熱心でパワフル、しかも大学と一緒にやっているのでかなり科学的にも理にかなった環境保全活動が行われています。そのNPOには、私どもの新入社員を預けて環境研修をやってもらっています。
NPOと組むことの期待は、推進力であり、かつ社内で活用出来る部分を活用することだと思っています。
河井 従来のNPOとの連携では、NPOは活動する人たち、企業はお金を出す人たちというパターンでしたが、スマイルスタイルのように企画力や集客力に期待されているパターンも出てきているのですね。興味深いところです。
今後の三者連携、四者連携におけるNPOの立ち位置をどのように考えますか。
塩山(NPOスマイルスタイル) 企画やソフトを作ることを市民活動的にやってきて、試行錯誤してプログラムを作ってきました。それを小学校や企業に取り入れていただいているというこのノウハウは、いろいろなところで活用出来ると思います。今後もより深く寄り広げていきたいと考えています。
河井 もっと俺たちを使ってくれよ、という意識もあるわけですか。
塩山(NPOスマイルスタイル) はい。
河井 三者連携・四者連携が重要なポイントのようですね。それぞれに頑張っているけれども弱みもあるので、相互補完・補填することで、より人々が幸せになれるのだということだと思います。そんな中、食環協が出来ることはどんなことだと思いますか。
宮本(食環協) 残念ながら、現在NPOの情報はあまり持っていません。これからは、バイタリティのあるNPOとも手を組んで、情報交換などしていければと思います。
河井 食環協は今後、情報センター機能を持っていきたいというお話がありました。現在もどこでどういう活動が行われているかの情報は提供していますが、どのようなNPOがどのような働きをしたのかも提示出来ると、情報面で三者連携・四者連携のハブ役になることができると思います。
宮本(食環協) ぜひやってみたいと思います。
以前、四国4県の地銀が世界からのお遍路を応援するために立ち上げたLOOP88四国というNPOにお遍路をしながらのアダプト活動を提案したことがあります。香川県にお伺いしますが、行政4県がアダプトで連携することは可能でしょうか。
田辺(香川県) 他県との連携は、香川県の地域性からするとイメージするのが難しいです。北国では市町や他県と連携して除雪作業をやっていますが、除雪がほとんどない香川県においては思い浮かぶところがありません。ただ、継続して特定の地域を清掃するアダプト制度にとらわれず、お遍路をしながら清掃活動というイベント性を持たせれば、出来る可能性があると思います。
市町との連携では、現在、意見交換会には8市9町全部の市町に参加してもらっています。この中で1市だけ最近まで制度がありませんでしたが、意見交換会を通じてこのことに気付いていただきました。
河井 意見交換会が団体同士の相互交流や気付きの場にもなっているということですが、それは意識的にやっているのですか。
田辺(香川県) 団体からの要望を聞くというのが最初の目的です。しかし、21年度から毎年実施していく中で意識して進めているのは、団体相互の交流です。13年の制度創設時から10年継続している団体もあれば、新しい団体もあります。新しい団体に課題があれば、先輩団体がその課題を解決することもあるので、意識して進めています。
河井 藤沢市には似たような事業があるそうですが、他部局との調整のご苦労もあるのではないでしょうか。
利根(藤沢市) 現状はそれぞれの部署がそれぞれで動いている状況です。美化ネット制度の中では、団体と活動場所の合意形成をする際、その道路や施設を担当する課との調整役をしています。
河井 万が一、予算的に無駄遣いになっている部分があるようであれば、一元化していく可能性もあると考えればいいですか。
利根(藤沢市) そうですね。同じような制度があると市民にも分かりにくいので、同じような政策であれば一元化していくべきだと思います。
河井 香川県では、県をまたいだ連携はなかなかイメージ出来ないというお話でしたが、これがNPOのスマイルスタイルであれば、自治体の枠を超えてやっている気がします。
行政の担当部局が違う事業であっても、最終的に一つにコーディネートすることは可能でしょうか。
塩山(NPOスマイルスタイル) 行政と組む時、縦割りの影響は結構大きいです。でも、なぜ違う部署や地域が手を結ばなければいけないのか、大儀や求心力となるものがあれば枠を超えていける。そこでコミュニケーションデザインの力が必要になってきます。
河井 そのコミュニケーションデザインは、NPOがするのが望ましいのか、別のところがやった方が分かりやすいのでしょうか。
塩山(NPOスマイルスタイル) 日本には4万ぐらいのNPOがありますが、事業型NPOは10%もありません。スマイルスタイルは、ボランティア団体というより、事業型NPO、ソーシャルビジネスをやっていこうと考えています。そのため、コミュニケーションデザインや企画力も広告代理店と遜色ないスキルを持とうと思っています。行政の下請けでなく、戦略的なパートナーシップが結べるNPOになりたいと思っています。
最近は株式会社っぽいと言われますが、ホームレスや教育の問題は、その当事者である子どもや困っている人からお金が取れない。だから持続可能な形にしていくために、企業や行政からお金を引っ張ってくる。現在は特にCSRや社会貢献の予算が少ないので、企業と戦略的パートナーシップを組んで、コンテンツ開発費や販促費という形で企業ブランドや利益につなげていくことが必要だと思っています。
河井 企画力やデザイン力を持ったNPOを見極めることが大事だということですね。
食環協は、そういうNPOの情報を見える化する情報センターになり得ると思いますが、いかがですか。
宮本(食環協) 情報センターの内容についてはこれから内部で検討しますが、NPO情報には魅力を感じています。
河井 一般的には、仕事には顧客があって、そのニーズに応えていくわけですが、スマイルスタイルの活動は顧客として見えないものを、行政・企業、あるいは活動する若者を顧客として創造していこうという発想ですね。
塩山(NPOスマイルスタイル) そうです。最初にごみ拾いをビジネス化したいと言った時、飯が食えるわけがない、やめておきなさいと言われました。100人中99人はやめろと。その時僕が強がって言ったのは、アマチュアのサッカー選手とプロのサッカー選手で何が違うか分かりますか、現場で誰かが感動すればごみ拾いに対して参加料を払うかもしれない、僕らはプロのごみ拾い屋さんになりますと。企業が広告スポンサーに入りたいと思えるところまでの価値を高めていけば、ごみ拾いであってもプロになれると思うのです。
河井 藤沢市に質問が来ています。目標数値化をあえてしないのはどうしてでしょうか。
利根(藤沢市) 行政が目標値を定めてしまうと、義務的なものになってしまうと思っています。活動は自主的・主体的にやっていただきたいので、基礎情報は取っていますが目標は定めていません。長く継続して活動している団体など、香川県の事例を参考に表彰制度など考えていきたいと思います。
河井 活動報告会への参加は、任意なのかというご質問がありますがいかがですか。
利根(藤沢市) 全団体に参加を呼び掛けていますが、来られるところに来てもらっています。発表も全団体ではなく数団体で、あとは意見交換という流れです。
河井 数団体だけということは、特徴のある団体に発表してもらうのでしょうか。
利根(藤沢市) 活動の長さや頻度、お願いのしやすさもあると思います。
河井 表彰ではなくても、意味があり、見える化もされている気がします。
企業として、NPOや行政とも関わりながら活動している中で、食環協に期待したいことはありますか。
後藤(三国コカ・コーラ) 私どももNPOからのオファーがたくさん来ます。ただ、最初の1~2年は熱心に活動するけれども、そのまま風化してしまうNPOがたくさんあると聞いています。自薦だけではなく、NPOを紹介する機能があればと思うので、そこを食環協に担っていただけるといいなと思います。
河井 香川県の田辺さんはいかがですか。
田辺(香川県) 各自治体では課題をどのように解決しているのか、そういったヒントになるような情報があればありがたいです。
河井 うまくいっている情報だけでなく、苦労している点、解決策なども参考になるということですね。
藤沢市の利根さんはいかがですか。
利根(藤沢市) 職員や役員の方々にアダプト・プログラムの研修会を開きたいと思っているのですが、職員が説明するより専門家にお話をしていただいた方が理解が進むと思っています。そういう際に、ぜひ講師としてお話をしていただけると助かります。
河井 最後に、スマイルスタイルの塩山さん、お願いします。
塩山(NPOスマイルスタイル) アメリカに公園を作っているカブームというNPOがあるのですが、行政が場所を貸し出して、企業が遊ぶ器具を提供、そして市民が定期的に清掃・管理するというプログラムをWeb上でオープンソース化しています。さらに、行政への根回し方法や、企業に持って行く営業資料を有料でダウンロードすることも出来ます。また、年1回の研修で管理リーダーを育てるなど、お母さんたちが主体になって楽しみながら公園を作っています。
食環協のホームページで、このようなアダプト・プログラム説明書がダウンロード出来るキットを作れば、日本全国にアダプト・プログラムを楽しく広げていけると期待しています。
河井 これでパネルディスカッションを終わります。ありがとうございました。
