環境学習支援

第13回(2012年度)環境美化教育優良校等表彰(ご来賓祝辞)



文部科学省 初等中等教育局 教育課程課
課長補佐 美濃 亮様

 受賞された皆様に心からお祝いを申し上げます。
環境教育は、人類の将来の生存と繁栄にとって重要で、次世代を担う子どもたちが環境を守るための実践や行動をできるようにしていくことが、学校教育においても喫緊の課題となっています。文部科学省では、新しい学習指導要領において、学校における環境教育の推進を果たすために社会科や理科、家庭科など関連の深い教科を中心に環境教育にかかわる内容について充実を図りました。また、環境教育に関する優れた実践を促し、教員を対象とした講習会の開催などさまざまな取り組みを実施しているところです。
受賞されたみなさんには、限りある資源やエネルギーを有効に活用することなどを通して自分たちが責任を持って環境を守っていくんだという気持ちを持って、心豊かにたくましく成長されることを願っております。


農林水産省 食料産業局 食品製造卸売課
課長補佐 鵜狩 房浩 様

 受賞された皆様、おめでとうございます。
いずれの受賞校も地域と連携しながら環境活動に取り組まれており、感謝と敬意を表する次第です。この取り組みが日本全体に広まり、ひいては美しい日本を作り上げていくことにつながると思いますので、皆様には継続して活動を進めてくだされば我々としてもうれしい限りです。
農林水産省では、農業と林業、水産業発展のために様々な事業を行っているところですが、今回のように環境をテーマにした取り組みも企業と連携しながら進めています。たとえば、昔は散乱していたペットボトルが、今では企業が中心となってリサイクル事業を展開していますが、国も一体的に推進していくべき課題と考えています。
同様に、皆さんの活動を少しでもサポートできればと思っていますので、引き続き地域の環境活動にご尽力下さいますようお願い申し上げます。


環境省 大臣官房 廃棄物リサイクル対策部企画課 リサイクル推進室
室長 永島 徹也 様

 表彰されたみなさん、おめでとうございました。
 私の所属するところでは、現在あるリサイクル法を運用したり、新しい仕組みを企画したり、日本のリサイクルやゴミ処理制度を、人口が増加しゴミが増えているアジアなどの海外に広める事業を進めています。その過程でよく聞かれるのが、どうしたら日本のようにゴミ分別が徹底できるかということです。非常に難しい質問ですが、今回受賞された皆さんの活動を見させてもらい、答えがはっきりしました。ゴミ分別とは単なるゴミを分ける行為だけではなく、自然環境を守りたいという地域への愛情が湧き上がって活動につながるものであることを実感した次第です。
 今後海外に日本の制度を移していく時には、気持ちを育む環境教育をセットにすることが重要だと認識を新たにしました。こうした気持ちを大事にしてこれからも優れた活動を続けて下さい。

メニュー 個別ページで表示

サイドバー まち美化キッズ

サイドバー Facebook

サイドバー 会員専用ページログイン

地方連絡会議専用ページ

ログイン ログイン

※ID・パスワードが必要となります。

Page Top