環境学習支援

第14回(2013年度)環境美化教育優良校等表彰(ご来賓祝辞)


文部科学省 初等中等教育局 教育課程課 専門官
平田 容章 様

 受賞された皆様に心からお祝いを申し上げます。
 文部科学省は、皆さんが自分でいろんな知識を身に着けて、自分で考える力、他人を思いやる心、たくましく生きるための体力や健康、生きる力を育むことができるように、勉強の内容や学習の方法をよりよくして、学校の先生方を応援するよう努めています。皆さんの取り組みは、この生きる力を身に着ける上で、日本中の学校のお手本になると思います。先ほど、受賞した活動の映像を拝見しまして、学校の先生方、保護者や地域の方々、その他多くの人が協力してくれたこと、学校の先輩方が長年続けてくれたこと、それらがすべて評価されて、今日の皆さんの表彰につながったということがよくわかりました。皆さんは、そのような方々に対する感謝の気持ちを忘れずに、今度は皆さんが後輩たちに活動の楽しさややりがいをぜひ教えてあげてください。
 各学校におかれましては、環境教育の優れた取り組みを通じて環境問題についての理解を深め、環境を守るための責任ある行動がとれる子どもを育成して頂いていることに改めて敬意を表する次第です。皆様の教育活動が、地域社会の健全な発展に寄与し、ひいては持続可能な社会を作ることの重要性が社会全体に理解されるものと期待しております。文部科学省としましては、今後とも、学校における環境教育の取り組みを支援して参ります。本日はおめでとうございました。
 


農林水産省 食品産業局 バイオマス循環資源課 食品産業環境対策室 室長
長野 麻子 様

 受賞された皆さま、おめでとうございます。
 先ほど皆さんの素晴らしい活動の映像を拝見して、心が洗われるような時間を過ごすことができたことに、まずはお礼を申し上げたいと思います。皆さんの活動には、人を感動させる力があります。また、こうした活動を導いて下さっている学校の先生や地域の方々、協力いただいている飲料各社の皆様に心から敬意を表する次第です。
 農林水産大臣賞に輝きました麻里府小学校では、“食と農”をテーマにした活動を通して、食べることは生きることであるということをまさに習得されていました。サツマイモなどの栽培に堆肥を使用しながら、小さいころから食べ物ができる過程を体感するなど、大事な成長の糧となるこの活動に取り組んだ子どもたちは、将来素敵な大人になるだろうなと私は大いに期待しています。今まで、ヨーロッパにも行きましたが、実際行ってみると日本人は、街や自然を大事にしてるんだなと再認識しました。こうした美しい日本が本日の紹介映像でもわかるとおり、具体的に皆さんをはじめとして日本全国で環境美化活動が続けられていることをあらためて感じたところです。
 また、日本は、リサイクルについても最先端をいっていると私は常々思っておりますが、そのキーワードは「もったいない」だということを実感しています。地球の人口は増加の一途をたどり、2050年には90億人を超えるといわれています。今の生活をずっと続けると、自然も資源もエネルギーも足りません。皆さんの活動は、その「もったいない」気持ちを大事にしながら、地域が一丸となって一つひとつ地道に取り組んでいる素晴らしい活動です。これからも継続して進めていってくださいますようお願い申し上げます。本日は、おめでとうございます。
 


環境省 大臣官房 廃棄物リサイクル対策部企画課 リサイクル推進室 室長補佐
大竹 敦 様

 表彰された皆さま、本日はおめでとうございました。
 先ほど、皆さんの取り組みを映像で拝見しまして、私もたいへん感心させられました。環境省では、循環型社会の推進ということで3Rの取り組みを進めています。3Rとは、ごみそのものをなるべく出さないリデュース、何回も繰り返して使用するリユース、アルミ缶やペットボトル等を分別・資源化して利用するリサイクルという3つの頭文字Rの取り組みです。さらに、生物多様性などの自然環境保全や、地球温暖化防止の取り組みを進めているところです。
 そうした中で、皆さんの活動は、まさにその最前線にあることを認識しました。環境保全は、皆さんの活動が周りの地域に広がり、さらには全国に広がるのがいちばん重要なことだと私は考えています。その活動を少しでもサポートできるように、環境省はこれからも循環型社会の推進や生物多様性保全、自然環境保全をはじめ、環境教育にも力を入れていきたいと思います。皆様におかれましても、引き続き、今の気持ちを忘れずに環境保全に対してご尽力くださいますようよろしくお願い申し上げます。
 

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