環境学習支援

表彰校紹介・最優秀校(青森県・八戸市立種差小学校)


最 優 秀 校


活 動 内 容

地道に積み重ねた美化活動が新たな地域おこしに発展

海沿いに海浜植物が咲き誇る種差海岸は2013年、三陸復興国立公園に指定された。その景勝地に抱かれるように建つ同校では、国立公園認定の20年以上前からさまざまな美化活動に取り組んできた。1991年から開始したのが「ごみ拾い登校」で、児童は通学路に散乱しているペットボトルなどを回収しながら登校する。住民の協力を得て行うアルミ缶リサイクルも、長年にわたる取り組みだ。こうした活発な活動は社会性をも磨き、児童はいっそう地域へ目を向けるようになった。2009年からは地域団体の指導の下、海岸沿いに繁殖する特定外来生物「オオハンゴンソウ」の駆除を開始。同校が参加したのが契機となり、他校や住民の協力体制が整った結果、駆除の効果が現れてきた。地域を自慢できるようになった児童は、観光客をおもてなししようと、地元産のふのりや海藻を使用したお菓子を作って販売するプロジェクトをスタートさせた。同校の児童数は26名と減少を続けるが、地域の積極的な支援を受けて、ふるさとを守り育てる地域おこしに発展している。

学 校 の 声

青森県八戸市立種差小学校の皆さん

「地域の人たちと継続して続けてきた日ごろの取り組みが評価されて素晴らしい賞を頂き、とても自信につながりました。今後は、たくさんの観光客が集まる活気ある町や地域にしていきたいし、そんな種差のよさを発信していく小学校にしていきたいです」

関 係 者 の 声

青森県関係者および青森地方連絡会議員
みちのくコカ・コーラボトリング㈱ 営業企画部
PRグループ グループリーダー 岡田 雅文氏(写真左)

「北東北エリアでは、少子高齢化問題が深刻で、小規模校が他県よりも多い状況下、種差小学校のように、小さいながらも地域一丸となって環境美化活動に取り組んでいる学校が最優秀賞を受賞し嬉しい限りです。これを機に、先進事例として県全体に広げていきたいです」

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