第12回(2011年度)「環境美化教育最優秀校」「特別優秀校」活動紹介

第12回(2011年度)「環境美化教育最優秀校」「特別優秀校」活動紹介TOP 公益社団法人食品容器環境美化協会
公益社団法人 食品容器環境美化協会 会長 狩野 住夫氏

会長あいさつ 公益社団法人 食品容器美化協会 会長 狩野 住夫氏


私ども食品環境美化協会は、飲料6団体で構成している公益社団法人でございます。
当協会では、環境美化教育を支援していく活動以外にも、ゴミの散乱防止、環境美化の推進など、これまで非常に多くの多面的な取り組みを息長く続けてまいりました。そして、おかげさまでもうすぐ40年を迎えます。
その長い歩みの中で、環境美化教育の支援の一環として、公共的な場所での環境美化あるいは飲料空き缶等の散乱防止、リサイクルの実践教育などを、学校の皆様方や地域の皆様方と一緒に進めております。そして、その素晴らしい活動を表彰してまいりました。
本事業は、全国都道府県の皆様方から多くのご協力をいただきまして、今回で第12回目を迎えることになりました。本年度は、40都道府県から全部で70校をご推薦いただきました。推薦校の活動はどれも素晴らしく、この活動の本来の意義をご理解いただき、長年に渡って地道な活動を継続している内容が非常に多く見受けられました。また、それに加えまして児童生徒の皆様自身の気づきによって、活動そのものがレベルアップしている内容、あるいは昨年の大震災を乗り越え、自ら進んで地域の環境を守っていこうという、非常に心打たれる活動の内容もありました。これら推薦された学校の活動内容を、審査委員会において慎重にご審査いただきました結果、最優秀校、特別優秀校として10校が選出された次第でございます。
受賞された小中学校におかれましては、諸先生方を中心とした多くの関係者の皆様方の日頃のご指導と、児童生徒の皆様の熱心な取り組みが立派に実を結んだものと、心から敬意を表しお喜びを申し上げます。
これらの活動は単に教育面で成果を上げているだけではなく、学校の枠を超えて、地域社会のまち美化とリサイクル推進の取り組み、さらにそれが絆作りにまで発展しているものが非常に多く、それぞれの地域においてすでに高く評価されている内容が多いかと存じます。
当協会といたしましては、そのような皆様方の活動に対して、さらに全国レベルで表彰を行い、その功績を広くお伝えし、全国津々浦々の学校活動におけるモデルとなっていただきますようお願いしております。
また当協会では、地方自治体と市民、地元企業の方々が連携して、別途実施しております「アダプトプログラム」の普及にも努めておりますが、この「新しい公共」とも言うべき取り組みにも、各地で小中学校の皆様も含めまして多数ご参加いただいております。
当協会ではこのような活動の成果に励まされながら、引き続き環境美化の啓発参加に努めて参る所存でございます。
受賞の栄に浴される皆様方におかれましては、どうかこの栄誉をいつまでも胸に刻み、教職員、児童生徒の皆様、またPTA、地域の皆様方が一体となって、より美しい日本、住み良い街づくりに今後ともより一層ご尽力をいただきますようお願いしたいと思っております。

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