第7回(2006年度)「環境美化教育優良校」活動紹介
活動内容
児童・生徒の声
先生の声
関係者の声
「空き缶リサイクルの収益金をルーマニアのエイズ孤児に寄贈」 
リサイクル活動部門最優秀校 
環境大臣賞 
長野県 長野市立徳間小学校
 http://www.nagano-ngn.ed.jp/tokumajs/  
活動内容
HIV(エイズウィルス)に感染したルーマニアの子供たちのと交流
 徳間小学校とルーマニアの子供たちとの交流が始まって10年になります。きっかけは冬季長野オリンピックのときに行われた「一校一国運動」でした。そのうち、ルーマニアにエイズ感染孤児のための施設「明日の家」があることを知り、児童たちが医薬品の援助をしたいと思うようになり、空き缶リサイクルの収益金を贈ることにしました。

地域の人たちとの協力活動
 平成11年にはルーマニアの子供たちが初めて来日しました。こうした活動を支援するために、平成11年12月にはPTAがリサイクルハウス「夢」を寄贈。学校や地域を中心に定期的に空き缶が収集されるようになりました。  
  収益金は、毎年ルーマニアの「明日の家」の医師や子供たちが来日したときに贈呈しており、平成13年と16年には職員と児童代表が「明日の家」を訪問して贈りました。  
  こうした空き缶リサイクル活動を支えるために、学校職員や元PTAの保護者などを中心とした「支援する会」も立ち上がりました。学校での交流をサポートしたり、ルーマニアからの情報を提供したり、ルーマニアの人たちの来日の際に学校以外で交流の場を設けるなど、地域をあげての活動になっています。

リサイクルハウス
子供たちの美化意識が高まった
 子供たちの間には、学校から出てくる紙やダンボールなどの不燃物に対しても、「リサイクルできる」「もったいない」という意識が芽ばえ、資源として活用することの大切さを感じるようになりました。  
  交流会を行うにあたってエイズと関連させた性教育も行い、エイズに関する正しい知識を持つことが偏見や差別を招かない上で大切であることも学びました

ルーマニア交流会
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