第12回(2011年度)「環境美化教育最優秀校」「特別優秀校」活動紹介

第12回(2011年度)「環境美化教育最優秀校」「特別優秀校」活動紹介TOP 公益社団法人食品容器環境美化協会


御厨 秀樹 校長先生

第12回環境美化優良校等表彰の最優秀・特別優秀を受賞をした感想をお聞かせください。

全国の各学校で種々の取組が行われている中での受賞であり、初めて市教委を通じて県からの通知を見たときは、正直驚きました。本校は平成22・23年度の2年間にわたり佐賀市教育委員会の「特色ある学校づくり推進事業」に応募し、「人権意識を高め 社会性を育成する生徒会活動 IN 城北コミュニティ」のテーマで、取り組んできました。そして、これまで各委員会ごとの活動内容の充実、地域との協力などを目標に、生徒総会・全校朝会等で全校生徒に呼びかけた結果、ボランティアで参加する生徒、地域の方の協力が増えてきています。今回の受賞を契機にして、さらなる活動の充実を目指していきたいと思います。


他校の活動が報告されましたが、参考となった点を、教えてください。

「文部科学大臣賞」を受賞された尼崎市立成良中学校の取組が印象に残りました。学校が川や海、運河に近いという地域特性を生かして、空き缶・ゴミ拾いの他、貝類・藻類の回収を行い、行政・企業・団体・大学等との連携が行われているほか、学校主催のフォーラムを通じて地域の理解・応援を得られる努力をして、発展的な取組へ広がっている点は、本校の今後の活動にも大きな参考となりました。


食品容器、特に飲物の容器が、街や川や海岸に捨てられることが無くなるようにするには、どのようにしたらよいか、ご意見やアイデアを聞かせてください。

「これ!」といった決定的な方策は難しいと思います。「小さい時からの親の躾や家庭教育、学校・地域全体の取組…」これらを充実する必要があります。町内会や自治会組織がありますが、小さな単位の住民同士で清掃活動を呼びかけ、子どもたちも参加させるような活動を進めていけば、確実に改善していくのではないかと思います。


他にご意見があれば、お聞かせください。

飲み物容器(金属)は「アルミ缶」で統一すれば、分別の手間が省けるし、回収率も高くなるのではないでしょうか?
現在は、スチール缶回収のメリットがアルミ缶ほど重視されていないようです。


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