第14回(2013年度)「環境美化教育最優秀校」活動紹介

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地域を元気にする花いっぱい運動で自主性伸ばす

穏やかな瀬戸内海を望み、汽水河川の桜川が校地近くを流れる豊かな自然が広がる同校では、その恵まれた環境を生かした美化活動が活発に行われている。昭和44年から始まった「花いっぱい運動」では、始業前の15分間、全校児童が校内の花壇の手入れを実施。四季折々の花々が美しく咲き誇る様子を楽しみにしている住民からは、感謝の声とともに花の苗や種が続々と学校に届くなど、支援体制も整っている。こうして住民との連携が深まり、地域への愛着が増したのを機に、児童たちは昭和59年から「麻里府海岸・桜川清掃活動」に参加、保護者とともにペットボトルや空き缶、漂着ごみを拾い、分別する取り組みを始めた。さらに、平成元年からは、PTAや住民の協力のもと、「アルミ缶回収」を開始。児童が率先して家庭でためておいたアルミ缶を学校に持ち寄ったり、登下校中にごみ拾いを自主的に行ったりする光景が見られるようになった。環境美化を通じて、地域の自然を守り、感謝しようという気持ちが児童に芽生えている。


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