第16回(2015年度)「環境美化教育最優秀校」活動紹介

第16回(2015年度)「環境美化教育最優秀校」活動紹介TOP 公益社団法人食品容器環境美化協会



ふるさとの自然を受け継ぐ意思を育てる美化活動

美しいサンゴが群生する海に、天然記念物のヤッコソ ウが自生する山、絶滅危惧種に指定されているシマド ジョウが棲息する川など、希少な自然に囲まれた同校。 その環境を守るために、児童は年間を通して地域と連携 した美化活動に取り組んでいる。海では、海岸清掃を行 い空き缶やペットボトル、漂着ごみなどを回収・分別。住 民に聞き取り調査を進める中で、水質の悪化などが原 因で海中のエダミドリイシサンゴが減少していることを 知った児童は、漁業関係者の協力の下、折れたサンゴの かけらを石に固定する移植作業をスタートさせた。海の 環境を通して、自然がつながっていることを実感した児 童は、山や川にも着目。山では、林業関係者の協力を得 て、ドングリを採取し、山に植樹している。川において は、同校の前を流れる宍喰川の水質・生き物調査を行 いながら、状況を把握し分析する。その結果は、環境新 聞などにまとめて図書館などに掲示しふるさとの魅力を 発信。美化活動を通じて、児童には宍喰の豊かな自然 を受け継ごうという心構えが培われている。


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