環境学習支援

表彰校紹介・最優秀校(愛知県・名古屋市立東星中学校)


KeepGreen活動

愛知県 名古屋市立 東星中学校は、個性を生かし、実践的能力を身につけよう。豊かな心を培い、体力の向上に努めよう。国際化・情報化に対応できる能力を身につけよう。という教育方針を掲げる学校です。

平成23年には、東星中学校創立20周年を迎えました。Keep Green活動を中心に当校の環境美化活動20年を振り返りました。
これからも環境美化活動に積極的に取り組んでいきます。

学校の声

児童・生徒の声
東星中学校 2年 長良 碧さん / 高原 すずかさん

私たちは東星中学校のKeepGreen活動をきっかけにして、1年生から生徒会活動に取り組んでいました。そして、資源回収活動など、先輩方からのエコ活動を受け継ぎ、がんばってきました。こうして日々学校で取り組んだ成果を認めていただけたことをとてもうれしく思います。生徒会の先輩方やこれらの活動に参加してくださった方々のおかげだと思います。本当にありがとうございました。今までの環境活動を継続するとともに後輩たちにも伝えていきたいと思います。

他の学校も私たちと同じように環境問題を抱え、その改善に向けて様々な努力をしていることを知りました。特に地域の方々と一緒になって環境への意識を向上させていくことはとてもよいことだと感じ、学ぶべき点がたくさんありました。たとえ小さな取り組みであっても、まず行動を起こすことが必要だと感じました。

○ 「ごみを捨てないで」という看板を増やしたり、容器に大きく「ゴミ箱へ」と表示したりする。
○ アルミ缶や瓶などと同様に、回収するとお金に換金できるようなリサイクルシステムを作るとよい。


先生の声
伊藤 克己 校長先生

このたび、環境美化教育最優秀校として農林水産大臣賞をいただき、心より感謝申し上げます。
本校では、環境美化活動として定期的な資源回収を中心に、全校生徒による地域清掃などが定着しています。
資源回収については、PTAの方々にも参加していただき、生徒と一緒になって取り組んでいます。 夏場を中心に、学校に隣接する森林を清掃し、里山として再生させるというねらいで、「KeepGreen活動」を行っています。
地域では、千種区民まつりにおいてブースを設置し、廃材を利用した「エコものづくり」やパネル展示などを通して、区民の方々に環境美化への取り組みの大切さを呼びかけています。このような本校の環境美化活動に対する地道な努力を認めていただけたことは、大きな喜びと感じています。環境美化活動の推進には、一人一人の美化意識の向上を常に目指す取り組みが大切であると考えます。今後も、環境美化活動の継続・発展に努力します。ありがとうございました。

環境美化活動は、地域の方々の協力や支援が大きな鍵だと思います。児童生徒の環境美化活動に対する意識の高め方や地域との連携の仕方などが大変参考になりました。また、自分たちの手で住みやすい街を作ろうという郷土を愛する心を育てることの大切さも学びました。

国民一人一人の環境美化に対する意識を高めることが重要です。
しかし、なかなか難しい問題でもあります。容器を捨てないようにするには、
 ・ 容器回収に対する対価を設ける。
 ・ マスコミの力を活用して定期的に環境美化の現状を知らせ、協力を依頼する。
 ・ 学校教育において、自然を大切にし,環境保全に寄与する態度を養う教育を充実させる。
いずれにしても、一朝一夕では解決できない大きな課題だと思います。

この度、お世話になり、ありがとうございました。子どもたちへの励みとなるものです。
また、保護者、地域の方々も大喜びでした。ありがとうございました。

関係者の声

長良 直さん / 高原 香代さん(保護者の方)

この度、最優秀農林水産大臣賞という名誉な賞をいただき、大変うれしく親子で感激しております。
これも先生方、先輩方が資源回収やKeepGreen活動などの環境活動を、よりよい活動に工夫して引き継いでくださったおかげだと思います。名古屋市は以前は「白い街」と呼ばれ、緑化の遅れた都市だと言われていました。’05に誘致された愛知万博を契機として、市民の中に緑化推進の気運が高まり、’10のCOP10では生物多様性への理解へとつながっていました。子どもたちが通う東星中学校においては、昔の生き生きとした森林に戻すべく、裏山の再生に力を注いできたわけですが、この地道な活動が評価されましたことは、我々市民が求めてきた理想の町づくりへの活動が評価されたことと等しく、感謝の気持ちでいっぱいです。今回の受賞は一つのゴールですが、今後さらに環境活動が促進されるよう、東星中学校の環境活動を全員で大切に受け継いでいってほしいと思います。 

自動販売機に改修機能を合体させ、販売機に合体させたジュースの缶やペットボトルを入れるとポイントがたまり、新しい飲み物と交換できるというシステムを構築する。理想的な方法は欧州のような学校教育を徹底することで、環境美化に対する基本理念を幼少期より定着させることが必要でしょう。
しかし、長い時間を要することから、経済効率を考慮すればシンガポールで採用された厳罰主義しか、即効性は望めないのではないでしょうか。あるいは、日本の過剰包装をやめ、容器は自分で用意して買い物する方法に回帰する以外は、有効な解決方法はないのではと感じます。

自動販売機でお湯を買うことができたらと何度も感じたことがあります。
授乳期、粉ミルクでミルクを作るとき何度も思いました。カップ麺などを作るときなどにも便利だと思います。

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