環境学習支援

表彰校紹介・最優秀校(和歌山県・白浜町立日置小学校)


先輩から後輩へ受け継がれる、ボランタリー精神

和歌山県 白浜町立 日置小学校は、全校児童116名の学校です。 学校からは、全教室オーシャンビューで紺碧の海が広がる眺めです。
休日のボランティア活動ですが、ほとんどの児童が保護者と共に参加し環境美化に対する意識の変化が見られます。

先輩たちが掲げた「大崎宣言」の意志を今後も守り育てていきます。
現在は、美化活動だけにとどまらず、福祉活動へと広がり、児童の自然を守り育てる意識の深まりも見られる活動となっています。
それらの活動が長期にわたり継続して取り組まれ、地域への啓発・貢献が非常に大きい、とても意義のある教育活動です。

学校の声

児童・生徒の声
日置小学校 6年 北本 岳さん

とてもおどろいたし、すごいと思いました。

大勢の地域の方々といっしょに活動をしていることです。

町の人々に呼びかけをする。


児童・生徒の声
日置小学校 6年 長尾 拓真さん

初めてこんな賞を受賞したのでとてもうれしいしすごいなという気持ちです。
最初は何も意味がわからなかったけどよく考えるとすごい賞だったのでとても驚きました。
これからもこの活動をつづけていきたいです。

声をかけたりすることです。

町の人たちに声をかけたり看板をつくったりしたらいいと思います。
そして、できるだけゴミをたくさん拾ってきれいにできたらいいなと思っています。


先生の声
三谷 哲夫 校長先生

10年前の6年生が熱い想いを持って始めた清掃活動と、地域の方々の自然環境を自らの手で守り育てようという意識があって、これまで続けることができたのだと思います。今回は日置小学校が代表として表彰していただきましたが、この賞はこれまでの卒業生、さらに地域の方々の協力のもとに取り組んできた活動を認めていただいたものと思い、大変、うれしく思います。

それぞれの地域にある文化や自然について学習を深めることで、郷土に対する理解を深め、郷土を愛する心を育てる取組が多く報告され、本校の活動をさらに充実させるうえで非常に参考になりました。

これからは便利だから、ニーズがあるからといって、生産、販売する考え方から転換する必要があると思います。
例えば、500ml以下のペットボトルなどは一時話題になったように、本当に必要だったのだろうかと今でも思います。
社会に出回った後にゴミ問題として悩むより以前に捨てられて困るようなものは作らないという視点も必要だと思います。

今回、表彰していただいたことで、在校生だけではなく、卒業生、地域の方々の自然を愛し、美しい環境を自分達の手で守り育ててゆくという意識がさらに強くなったと実感しています。本当にありがとうございました。

関係者の声

北本 敏美さん(保護者の方)

都道府県という広い対象範囲の中で選ばれたと思うと、年に実施されている活動にただ参加していた所がありますが町をきれいにするという上で、今までの方がしてきた事。これからも引き継いで行く大切さを改めて実感しました。

個人(幼児、子ども、大人、老人)すべての人のマナーのあり方を向上させるのがよいと思うので小さい頃からの「ポイ捨てはダメな事」「ゴミは拾うが当たり前の事」なのですが、それがどういう事につながるのか等、言って育てることが長い目で見て重要だと思います。それと川や海岸になるとあまり、ゴミ箱が設置されていないので、ゴミ箱等があれば少しは散乱するゴミは減ると思います。

ゴミとして捨ててる物は、きちんと分別して所定の場所に捨てる事で、リサイクルされているんだという事を広めるのも大切だと思います。


先生の声
長尾 智さん(保護者の方)

2004年に遠足で海岸の大量のゴミを見て、清掃を始めた日置小の生徒達の小さな一歩。それを次の年、また次の年へと受け継ぐ日置小生徒。それに賛同した地域の皆が「クリーン・グリーン作戦」と銘打って、地域ぐるみで活動するまでの大きな一歩となった。この日置小の継続する取組を見ていただいて受賞した事は、地域住民にとっても嬉しく思います。

最終的には、個人個人の問題で、生活、環境、経済、教養などなど一言では解決し難いと思います。
逆に食品容器や飲み物容器など投棄されても自然再生が早く出来る様な素材を重点に考えるべきだと思います。

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