環境学習支援

第19回(2018年度)環境美化教育優良校等表彰(ご来賓祝辞)



文部科学省 初等中等教育局
視学官 東良 雅人 様

地球規模の環境問題の解決のため、持続可能な社会の構築や低炭素社会の実現が求められています。これからの世界を担う子どもたちが、環境問題やエネルギー問題について正しく理解を深め、責任を持って環境を守るための行動をできるようにすることが、学校教育においても極めて重要な課題です。文部科学省では、平成29年3月に小学校及び中学校、昨年3月に高等学校の学習指導要領の改訂をいたしましたが、引き続き環境教育に関する内容を重視しております。本日受賞されたみなさんには、これからも環境問題についての理解をより一層深め、環境保全に寄与する態度を持って心豊かにたくましく成長されることを心から願っております。


農林水産省 食料産業局 バイオマス循環資源課
課長補佐(容器包装リサイクル班担当) 矢部 努 様

現在、プラスチックごみが問題視されており、政府としてもさまざまな検討を行っているところです。受賞校を紹介するビデオ映像において、ペットボトルなどが海岸や道端などに散乱している様子が取り上げられていましたが、決してペットボトルが悪いのではありません。それらの容器などの散乱をいかに防止していくかが今、問われているのです。今年は、たいへん災害が多い年でしたが、食品容器環境美化協会を支えている各飲料メーカーは、飲料を始めとする食料などを支援物資として被災地に届けるという重要な役割を担っておられます。皆さんの地域を巻き込んだ散乱防止活動は、人生の一時かもしれませんが、実りの多い経験として今後に生かされることと思います。


環境省 環境再生・資源循環局 総務課 リサイクル推進室
室長 冨安 健一郎 様

みなさんが日々の生活を送るためにはいろいろな資源を使うことになります。また、ごみを出すことにもなります。つまり、環境に影響を与えるということです。一方で、みなさんは、環境のことを考えて生活の仕方を工夫することができます。ムダなモノを買わない、マイバッグを使い、ごみを出すときは分別を行う、ごみのポイ捨てをしないなどさまざまな取り組みができます。みなさんが行動することで世の中が変わります。皆さんが取り組んでいる美化活動は、そのきっかけの一つだと思います。来年、2020年は東京オリンピック・パラリンピックが開催され、世界からたくさんの方が来日されます。日本が美しい国だと知ってもらえるように、みなさんの美化活動が全国に広がっていくことを願っています。

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